チュートリアル

Sublime Text3でPapyrusスクリプト編集

SublimeHeader.png
スクリプトを編集するときはCreation KitのPapyrusエディタは貧弱なので「Sublime Text3」を使いましょう。パピルスに対応しているテキストエディタはATOMとNotepad++がありますが「Sublime Text」は多機能でありつつ軽量でオススメです。

外部エディタを使う利点
  • 色分け
  • 関数やイベントの自動補完入力。SKSEの追加関数・イベントにも対応
  • 検索や置換が使える。
  • linterが使える(コンパイラより厳密なエラーチェック)
Sublime.gif動画で見たほうがはやい

下準備

Sublime Text 3のダウンロード

64bitOSなら「Windows 64bit」、32bitOSもしくはMod Organizer(MO2は64bit版を使う)経由で使うなら「Windows」をダウンロードします。インストーラーがダウンロードされるので、インストールします。

SublimePapyrusのダウンロード
SublimePapyrus.-.2.7.1.zip」をクリックしてダウンロードします。ダウンロードしたzipファイルは展開しておきます。

Sublime Textの設定

Sublimeはパッケージと呼ばれるものを入れて拡張できます。要はアドオンですね。
まずはパッケージ管理に必須な「Package Control」を入れます。

Package Controlの導入

Sublime Textを起動します。

メニューバー>Tools>Command Palette(Ctrl+Shift+P)を開きます。
installと入力します。
Install Package Controlが出るのでクリックします。
数秒待って、ダイアログが出たら導入完了です。

InstallPackageControl.png

SublimePapyrusの導入

Sublime TextのメニューバーからPreference>Browse Packageを押します。

C:Users***ユーザー名***AppDataRoamingSublime Text 3Packagesというフォルダが開かれます。ひとつ階層を戻って、以下のフォルダを開きます。

C:User
s***ユーザー名***AppDataRoamingSublime Text 3Installed Package

SublimePapyrusをダウンロードして展開しておいたふたつのファイルを上記フォルダへ移動します。

SublimePapyrus.sublime-package
SublimePapyrus – Skyrim.sublime-package
SublimeInstalledPackage.png

SublimePapyrusのコンパイル設定

Preference>Package Setting>SublimePapyrus>Setting – Defaultを開きます。Ctrl+Aキーで全選択してCtrl+Cでコピーします。

Preference>Package Setting>SublimePapyrus>Setting – Userを開きます。Ctrl+Vでさきほどコピーした設定のテキスト全部を貼り付けます。

CopySetting.png

次に、貼り付けた設定内で”skyrim”と書いてある部分までスクロールします。

“complier”:にパピルスのコンパイラ、”import”:にソースフォルダを指定します。パスに含まれるバックスラッシュ()を二重にする必要があります。

設定例:

"compiler":"C:\Program Files (x86)\Steam\SteamApps\common\Skyrim\Papyrus Compiler\PapyrusCompiler.exe",
"import": ["C:\Program Files (x86)\Steam\SteamApps\common\Skyrim\Data\scripts\Source"],
SE版はimportのパスが、Steamのパス\Skyrim\Data\Source\Scriptsになります。
CompileSetting.png

編集を終えたら、Ctrl+Sで保存します。

これでコンパイルできるようになりました。ソースファイルを開いて、Ctrl+B(またはTools→Build)でコンパイルできます。

その他パッケージの導入

日本語が文字化けするのでConvertToUTF8と、日本語入力が欄外になってしまうのでIMESupportを導入します。入れて損はないと思いますが、パピルスで日本語を扱わない場合は不要です。

メニューバー>Tools>Command Palette(Ctrl+Shift+P)を開きます。

「Install」と入力すると「Package Control: Install Package」と出るので選択。いつもはここからパッケージを導入します。

InstallPackage.png

「Convert」と打つと、「ConvertToUTF8」が出るので、それをクリックします。
数秒待つと導入完了です。

同様に再度Command Paletteを開いて、Install Package>IMEと入力して「IMESupport」を導入します。

Creation Kitから外部エディタを使う

まずはソースファイル(.psc)を関連付けをする必要があります。

関連付けをする

ソースファイルとSublimeを関連付けします。

LE版:DataScriptsSource
SE版:DataSourceScripts

上記フォルダにあるソースファイル(pscファイル)のどれかを「右クリック」します。ない場合は、「DataScript.zip」にソースファイルが含まれているので展開します。

プログラムファイルから開く>「別のプログラムを選択」をクリックします。

RelatedLink1.png

常にこのアプリを使って.pscファイルを開くにチェック>下までスクロールして「その他のアプリ」>下までスクロールして「このPCで別のアプリを探す」

RelatedLink2.png
ファイル選択の画面が出るので、下記ファイルを選択します。これで関連付けは完了です。

64bit版:C:Program FilesSublime Text 3sublime_text.exe
32bit版:C:Program Files (x86)Sublime Text 3sublime_text.exe

CKでの操作

Scriptを右クリックして、「Open in External Editor」を選択すると、Sublime Textで開けます。

OpenInExternalEditor.png

以上で終了です。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です