映画

『マッドマックス 怒りのデスロード』

何が面白いのかはよく語られているので論評というよりもメモ。

『マッドマックス』はなぜあんなにもヒャッハーできるのか

ケアと癒やしの壮絶ノンストップアクション~『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(ネタバレあり)

マッドマックス 怒りのデスロード:一度でも精神を患ったことがあるなら、もう一度見るべき映画

行って帰るだけのだけの単純なストーリー。でも、現代のテーマ性はちゃんとある。散りばめられた神話モチーフ。丁寧な演出(フュリオサの弔いポーズがうろ覚えとか)。

それでいて、ぶっ飛んだバカっぽさ全快な世界観と引っかかりのないほぼノンストップ怒号アクションで細かいことは抜きで楽しめる。マッドマックス、キメてきたってよくツイッターでは言われるけど、そう言いたくなる爽快感…

だけども、ほんとうにリアルヒャッハーな人は意外とヒャッハーできない気もする。

二回目観に行ったあとに真後ろのチャラ男ふうな二人組の片方が「全然分からなかった…」ときょとんとした顔をしていた。飲みの席でウィー!って言いながら現代のイモータンジョーなきウォーボーイズさながらの風貌(偏見)なのに…

セリフが少なく、状況説明シーンも映画見慣れてなければかなりのハイコンテクストだろう。そのうえテンポが異常に速いので脳内で追いつかなくてもしょうがない。

メイキングは圧巻だ。CG部分が少なく爆発は本物、相当に危険なシーンもスタントがやっている。

CGかじってる手前、CGには温かみがないとか言われると、全部職人の手作業だ!と不満言いたくなるときもある。だけども、現実の凄みにはやっぱり敵わないのはある。

これは極限での人間の身体性の凄さをまざまざと感じる。画面越しでその凄みを感じさせるにはここまでやらないと伝わらないのだろう。